オイリュトミー公演「月下の孤ズ人」 ― 2018/04/17 11:57
いよいよ、次の日曜日に迫ってきました。
オイリュトミー公演「月下の孤ズ人」の本番です。
3年前に天使館の四期を卒業し、
専攻科のフォルトコースを昨年修了したオイリュトミストの、有志のみなさんが出演する公演で、
昔からの仲間、原さんが構成をしています。
どの期の方たちともなにかしら交流はありますが、
四期は特に、娘がお世話になっていたこともあり、
みなさんと個人的にも少しだけお付き合いがあります。
それぞれ、さまざまな人生経験をへて、
独自の世界を持っている素晴らしい方ばかりですから、
公演を観るたびにいろんな感動をもらってきました。
今回も、とても楽しみです。
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日時:4月22日(日)19:30開演(開場は30分前)
場所:国分寺市立いずみホール
JR中央線西国分寺駅南口ロータリー前
ご予約:tenshi_4th_reserve@yahoo.co.jp
その後のこと 1 ― 2018/04/12 21:36
前回のブログ更新から、二か月あまりもの日が経ってしまいました。(昨日のものは夫が更新しています)
その間、実にいろいろなことがありましたので、
まずはざっとこれまでのことを振り返っておきます。
時系列ではありませんが、前回書いた「さくらまつり」のご報告から。
さくらまつり
今回集まったのは、いろんな期の卒業生がバランス良く含まれたメンバーでした。持ち寄った作品を並べただけなのですが、期せずして流れができており、悪くないプログラムだったと思います。
いろんな方がわざわざ観に来てくださって、本当にありがたかったです。
自分たちが主催する公演とは違って一曲にすべてが込められることには、嬉しい一方で恐ろしさもありましたが、
お祭りという場の空気に助けられて、のびのび動けたと思います。
終わってみるとやはり、新しい自分たちに出会えた感じがしています。新たな課題も見えました。
出番のあとは、スポーツ吹き矢を体験したりお抹茶をいただいたり。しっかりお祭りを楽しんで、とてもいい一日をすごしました。
オイリュトミーの授業参観
3月の中頃には、自主学校「遊」のオイリュトミーの授業参観もありました。
毎年学年末に、父母や関係者の方々にいらしていただいて、こどもたちとのオイリュトミーを観ていただきます。
今年は、会場の関係もあって昨年より短時間でしたが、
さまざまなドラマがあり、一年前のことを思うと夢のように成長してくれたこどもたちの姿に、
お父さまお母さま方もとても喜んでくださいました。
でも、誰よりも感激していたのは私かもしれません。
きれいな本
授業参観を終えてほっとしたのも束の間、その週の末には学年末発表会があり、前日までに「きれいな本」のメッセージを書かなければならなくて必死になりました。
「きれいな本」というのは、普通の学校で言えば通知表のようなものですが、
書かれているのは生徒の点数ではなく、
担任をはじめ各専科の先生方から一人一人への
心のこもったメッセージです。
どの先生もさまざまに工夫をこらして美しく描かれており、表紙は生徒自身が授業で描いた絵。
本当にきれいなのです。
出来上がったものを見せていただいたのですが、
表紙の絵がどれも素晴らしくて驚きました。
繊細でやわらかく豊かな色使い、内面がそのままあふれ出したような表現・・・
こんなに素敵な絵の授業を受けているなんて
子どもたちがうらやましいと、またまた思ってしまいました(遊ではちょくちょく思います)。
遊ができたばかりの頃、この冊子の呼び名がなかった時に、ある生徒が「えっと、ほら、あのきれいな本」と言ったのがきっかけで「きれいな本」と呼ばれるようになったというのも、いかにも遊らしい、素敵なエピソードです。
他にもまだまだいろいろあるのですが、
今日はここまで。
そういえば、春分を迎えて、
「今年はブログを頻繁に更新しよう」と思っていたのでした。なんといきなりの挫折でしたが、いまからでも挽回したいと思っています。
新学期も始まり、新しい気が満ちています。
さあ、今年度はどのような一年になるのでしょうか。
とても楽しみです。
さくら祭りに参加します ― 2018/01/24 21:15
国分寺に住んでいた頃、稽古で、
公民館や地域センターによくお世話になっていました。
その中の一つ、もとまち地域センターには、
天使館の卒業生が集まる稽古で、いまでもときどきお世話になっています。
そのセンターは、
毎年3月末の日曜日にお祭りをやります。
毎回、ここを利用している仲間たちが「オイリュトミー」としてグループ参加して、地域のみなさまにも楽しみにしていただいているようです。
3年前のこのお祭りで、
いま公演を共催しているピアニストご夫妻に初めて私たちのオイリュトミーを観ていただいた、
思い出の場でもあります。
昨年と一昨年は公演直前で参加できませんでしたが、
今年は久しぶりに、仲間に入れてもらうことにしました。
演目は、いまから7年前の2011年3月3日に、
夫と二人で初めて主催した公演「空と大地のであうところ」で初演した、懐かしい曲の再演です。
「いろんなことがあった上での、いま」という雰囲気を持った、大人っぽい曲ですから、
久しぶりに動くことで、いまの自分たちがどのように顕れるか、かなり興味があります。
そして、これが、
いろいろなことのあったこの7年を締めくくり、
新しい世界へ歩き出す扉になりそうな予感もあって、
ちょっとわくわくしてもいるのです。
さくらまつりにて。ずいぶん前の写真です。
えっ、英語で授業を? ― 2017/11/03 17:59
先月のある日、自主学校「遊」の、オイリュトミー担当のお母さんから電話がかかってきました。
「新しく、3名の児童が入学しました。5年生が2名と1年生1名です。そのうちの2名はシアトルのシュタイナー学校と幼稚園に通っていた姉弟で、日本語が全くわかりません」
え?!
数日後には授業があります。
全部英語にしなければ・・・!
とりあえず、これまで日本語でやってきたものを英訳し、
いくつか、日本人の子どもたちにも楽しめそうな英語で動くフォルムを準備し、
お祈りの英訳を探して覚え、授業に臨みました。
なんとかうまくいき、ほっと一安心。
三人とも、とっても素敵なこどもたちでしたし、
もとからいるこどもたちの、受け入れ態勢もばっちり! さすが遊です。
私の中にはいつも、
「のんびりしたいよー」という気持ちと、「いろいろやるのって楽しい!」という気持ち、
どちらもあるのですが、
どうも、今は流れがスパルタ系のようです。
読み込もうと思いながら忙しさにかまけて本棚で眠っていた、英語で書かれた人智学やオイリュトミーの参考書を引っぱりだし…
何語でも、シュタイナーの文献を読むと、やっぱりわくわくします。
さび付いていた英語とがっつりかかわる、これまたわくわくする時間をもらって、
これは間違いなく、喜ぶべき事態!
(四つの気質、私はけっこうまんべんなく持っているように思うのですが、こういうときはやっぱり、基本の胆汁質が出るようです)
遊には英語の先生が二名いらして、こどもたちはずっと英語を学んできているので、彼らにとっては実践で使いこなす大チャンスです。
ネイティブのお友達と毎日一緒に過ごしていたら、こどもたちの英語力はどれだけ飛躍的にアップするでしょう。
追い抜かされないように頑張らなくては!
轟!ロール・オーバー・ベートーヴェン! ― 2017/10/26 23:08
昨日は、
ペルセパッサ・オイリュトミー団の公演がありました。
素晴らしい公演でした!
(半分身内のようなものなので手放しでほめるのもどうかと思いますが、実際にとてもよかったのです)
裏方(照明)の手伝いをするため、前もって数回通し稽古を観てきているので、なんとなく、自分も少しだけ参加させてもらった気分でいます。
古い仲間は、しみじみいいものです。
そして、彼らがどんどん進化していくのを見られるのは、
ほんとうに嬉しいことです。
これから、12月9日に仙台でも同じ公演があるそうです。
可能な方はぜひお運びください。必見です。
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