野草の力2020/06/24 15:56

オイリュトミーの授業でお借りしているホールは、

遊の校舎から歩いて10分ほどのところにあります。

 

こどもたちは、授業に来るとき、

ときどきお土産を持ってきてくれます。

 

前回は、2年生の女の子が

 

「あれ? どこへいった?」

と探した挙句、床に落ちていたものを拾って、

「あった! これあげる!」


一瞬、動物の「落とし物」かと思いました。

 

「生姜だよ!遊にいっぱいあるの。掘ると出てくるんだ」

 

私の表情は、一瞬で激変したと思います。

気づかれなかったかなぁ。

 

写真を取り忘れました。

失敗です。

 

 

そして、昨日。

 

3年生の男の子が、来るなり

「はい、これあげる!」

 

小さな、ネジバナの花束でした。

 

「来るときに摘んできたんだよ」

 

こどもとは言え、

男性からいきなり花束をもらうなんて、感激です。

 

 

大事に、ピアノの上に飾りましたが、

そのあと、3クラスも置きっぱなしになってしまったので、

家に帰った時にはしおれていました。

 

ダメかと思ったのですが、

野草の生命力に期待して、小さな花瓶に活けてみました。

 

今朝、一番に見に行くと。

元気に復活していました!

 

斜めに活けたので、

先端部分がみな、少し曲がってまっすぐ上を向いています。

 

小さな野草の持っている、大きな力。

 

やさしい遊の子どもたちはきっと、

こんな力を持った

力強い人に育っていってくれると思っています。





学年末の参観日でした2020/03/19 19:40

一昨日は、自主学校「遊」の、

オイリュトミーの学年末授業参観日でした。

 

こどもたちがのびのび動けるように、

一般公開の「発表会」はせず、

毎年、親御さんや専科の先生方だけが観客の、

授業参観という形にしています。

そのため、このような時ですが、迷わず開催しました。

問答無用でクローズする公的機関も多い中、

「自粛をお勧めしていますがどうされますか?」と尋ね、

希望すれば開催させてくれるホールに感謝です。

 

 

緊張しまくっていた私をよそに、

こどもたちは、のびのびとよく動いてくれました。

オイリュトミーをしているときには、

その人の本質的な部分が出ると思うのです。

もちろん、見る人が見れば、という部分もありますが、

その人その人の特徴、癖や、

いまどの段階にいるかということが、

はっきりと見えます。

私が、授業でいつも見ている姿なので普通だと思っている様子が、普段の姿しか見ていらっしゃらない親御さんたちには新鮮だったりすることもあるようで、

参観後に感想を伺って、逆に驚いたりもしました。

 

それにしても。

こういう節目の時に振り返ると、

子どもたちの成長が素晴らしくて、本当に感動します。

この頃は、

こどもの「伸びていく力」を信頼する、ということが

体感としてわかってきた感じがしています。

 

今年度は、

けっこうやりたいことができたと思っているのですが、

終わってみると、細かいところでおろそかになっていた部分に気づいたりもします。

反省を元に、来年度はもっとしっかりやろう!

と、学年末を前に、すでに張り切っています。

 



          やさしい色合いの、可愛らしいお花をいただきました

NHK文化センター町田で、こどものオイリュトミーワークショップをします2019/10/21 12:28

今日は、11月の24日(日)にある、

こどもオイリュトミーワークショップのご案内です。

NHK文化センター町田」さんからお話をいただいて、

幼児+保護者、小学1年生、2年生の

3クラスのワークショップをすることになりました。

 

計画を立てているうちに、

ぬらし絵と組み合わせたら、

さらに深い体験がしていただけるのでは、

ということになり、

宮川より子さんとコラボすることになりました。

 

宮川さんは絵本作家で、

自主学校「遊」にお嬢さんたちを通わせるお母さんでありつつ、遊のこどもたちに絵の指導をする、専科の先生でもあります。実は、天使館でオイリュトミーをしていらしたこともあるのです。

そんなことを何も知らないずっと昔から、私は宮川さんの絵のファンでした。

遊の子どもたちが描く絵の素晴らしさは、

展覧会を開いたらいいのに!と思うほど。

魂の底から動かすような宮川さんの指導のお話を伺うと、

自分も、こんな風に絵と出会えたらよかったのに!と

つくづく思います。

 

 

センターに、以前お茶室へのアプローチに置かれていたという切り株があります。出会ったとたんにファンタジーの世界がぱぁっと拡がった感じがしました。

当日は、お部屋のまん中にいてもらうつもりです。

 

本格的な冬を前に暗くなりがちな11月、

心の奥深くまで、温かな灯を届けたいと思っています。

さあ、どんなこどもたちと出会えるでしょうか。


NHK文化センター町田の講座案内はこちらをご覧ください





バンドデビュー!?2019/01/24 18:30

自主学校「遊」では、毎年2月に音楽会があります。

初めて遊の音楽会に行ったのは、

急逝された恩師の谷合先生から卒業生の作品制作を引き継いだときですから、4年前のことになります。

こどもたちが、下級生もそれぞれに、できることを探したり上級生に指示してもらったりしながら自主的に動いていたし(一年生が、自分も何か役に立とうと、いかにも忙しそうに動き回っているのが可愛いくて!)、合間の時間にはものすごく楽しそうにパワフルに遊んでいたので、

びっくりしたのを覚えています。

発表自体にも色々と趣向が凝らされていて、けっこうグッときます。懸命な子どもたちの姿が愛おしくて、涙が出てきた年もありました。

 

もう一つ驚いたのは、

楽しそうに演奏したり歌ったりしているのがこどもたちだけでなく、おとなもだったことです。

第一部のこどもたちの発表が終わると、

第二部では、ちゃんとドラムもエレキギターもあるバンドで先生や父母の方たちが歌ったり、卒業生たちと卒業生の親御さんとのバンドもあったりするのです。

 

先学期末、

入学希望の方とのお話に同席させていただいた時に、

遊では、大人がまず人生を楽しんで、

こどもたちにその姿を見せることが大切だと考えている

とのお話を聞いて、

そういうことだったのか!と納得しました。

 

すごいなぁ、と思いながら観てきたそのバンドなのですが、なんと今年、

「一緒に歌いませんか」とお誘い頂いてしまいました。

バンドなんていう柄ではないし、

今年はプライベートでも公的にもいろいろあって慌ただしく、とても無理

と思い、そんなようなことをごちゃごちゃと口走っているさなかに、突然、

「嬉しいです!」という言葉が

口から飛び出してしまっていました。

W先生には、私の右脳と左脳が正反対のことを言って

頭の中がしっちゃかめっちゃかになっているのが、

手に取るように見えたのではないでしょうか。

 

と、いうわけで。

金曜日の放課後に、練習が始まっています。

ドラムとエレキギターが2本の、素敵な男性陣に囲まれ、

在校生のお母さんにとても歌の上手な方がいらして、

カッコいいのです。

私は、大好きなビートルズのHelp! の、

主にジョージのパートを歌います。

もう一曲のほうは、

楽器が何もできない私はけっこう暇なので、

ギターが弾ければよかったな…などと、

ちらっと思うこの頃です。





ピッカピカの新学期2018/09/12 18:15

昨日は自主学校「遊」で、

2学期初めてのオイリュトミーの授業をしてきました。

こどもたちの背が伸びていました!

こどもって本当にぐんぐん成長するのだと、

当たり前のことですがびっくりします。

伸びてゆく人たちと一緒にいるって、素敵なことです。

(こちらも、中身だけは成長しなくちゃ!)

ちょっぴり太めだった子もしゅっとしまって上に伸び、

精悍な顔つき。

いい夏を過ごしたらしい感じが伝わって、

なんだか嬉しくなってきます。

 

2学期から会場が変わって今までより長時間使えるので、

クラスを細やかに分けられるようになりました。

編成を工夫してかなり変え、上級生になって編入してきたこどもたち用に補習クラスも作りました。

こどもたちは成長の度合いによって雰囲気がぐっと変わるので、みんなそれぞれ、その時期に見合った内容にしてあげたいのです。

昨日、初めてそのクラス分けで試してみました。

一部手直しをすれば、とてもいい感じになりそう。

スタートの首尾は上々です。

 

そして。

最上級クラスの言葉のオイリュトミーには、まったく新しい試みを考えています。

昨日は音楽オイリュトミーだったので、次回が初めて。

かなり楽しみです。

そのために、夏休み中に本を読みまくりました。

どの本もみんな面白くて、いい「読書の夏」にはなりましたが、テキストに選ぶにはちょっと違う…

9月に入ってやっと、これだ!と思うものが見つかって、

またまた図書館へ行き、借りていた5冊を返して、

いろんな訳のものと資料も含め、

15冊予約していた中から9冊を選んで借りてきました。

これで大丈夫! 準備は万端です。

 

さあ、今学期はどう展開していくのでしょう。

わくわくドキドキのスタートです。