野草の力2020/06/24 15:56

オイリュトミーの授業でお借りしているホールは、

遊の校舎から歩いて10分ほどのところにあります。

 

こどもたちは、授業に来るとき、

ときどきお土産を持ってきてくれます。

 

前回は、2年生の女の子が

 

「あれ? どこへいった?」

と探した挙句、床に落ちていたものを拾って、

「あった! これあげる!」


一瞬、動物の「落とし物」かと思いました。

 

「生姜だよ!遊にいっぱいあるの。掘ると出てくるんだ」

 

私の表情は、一瞬で激変したと思います。

気づかれなかったかなぁ。

 

写真を取り忘れました。

失敗です。

 

 

そして、昨日。

 

3年生の男の子が、来るなり

「はい、これあげる!」

 

小さな、ネジバナの花束でした。

 

「来るときに摘んできたんだよ」

 

こどもとは言え、

男性からいきなり花束をもらうなんて、感激です。

 

 

大事に、ピアノの上に飾りましたが、

そのあと、3クラスも置きっぱなしになってしまったので、

家に帰った時にはしおれていました。

 

ダメかと思ったのですが、

野草の生命力に期待して、小さな花瓶に活けてみました。

 

今朝、一番に見に行くと。

元気に復活していました!

 

斜めに活けたので、

先端部分がみな、少し曲がってまっすぐ上を向いています。

 

小さな野草の持っている、大きな力。

 

やさしい遊の子どもたちはきっと、

こんな力を持った

力強い人に育っていってくれると思っています。





うさぎ一家、集結!2020/02/17 11:22

昨年の11月初めに、アルコ・ムジカの発表会を観ました。

宮沢賢治の「貝の火」を中心に据えた会で、

出演者の一人一人が、

見事に役にはまって輝いていたのが印象的でした。

舞台から流れてくる「オイリュトミーをする喜び」に

共振して深く心を動かされ、

とても幸せな気持ちになりました。

 

アルコ・ムジカは、オイリュトミストの松山由紀さんが

ずっと指導してこられた方々を一つに結集したグループです。松山由紀さんは、私たちがオイリュトミーと出会った時の恩師で、アルコ・ムジカには、その頃一緒にお稽古していた「野のばら」のメンバーも加わっています。

やはりメンバーの一人だった親友が亡くなった時には、

追悼の会に加わらせてもらったこともありました

 

その「貝の火」が、67日に再演されることになったと

由紀先生からご連絡がありました。

ところがメンバーに異動があり、

主人公であるうさぎの子どもホモイの、お父さん役の方が

出られなくなってしまったそうなのです。

それで、代役を頼めないだろうか、と。

劇場で観た、知的で穏やかな優しさを湛え、でも強さも持った「うさぎのお父さん」は、

鮮やかに印象に残っています。

私にできるだろうか? え、「お父さん」? 男役?…

一瞬よぎった不安を、

「あの人たちと一緒にオイリュトミーができる!」という喜びが押し流しました。

由紀先生のもとでオイリュトミーができるのも、20年以上ぶりのことです。

 

1月中に2回、由紀先生から言葉のフォルムを伝えていただき、先日は初めて全員が集まるお稽古で、いろんな人との関係性と、「お父さん」の動く音楽のフォルムとを把握しました。

そして今週末。午後からの全体練習を控え、午前中はうさぎ一家が集まっての特訓です。

息子(!)の「ホモイ」さんからは、音楽の録音を送ってもらうなど既にたくさんサポートして頂いており、

先日の稽古では、妻である(!)「お母さん」の温かいサポートに助けられました。

一家の集結する金曜日が、とても楽しみです。




                   昨年のチラシです

小さな発表会2020/02/07 17:38

来週の火曜日、211日の祝日に、小さな発表会をします。

第一回は去年の15日でした。今年は二回目の開催です。

(いきさつなどは去年のブログに書いています)

 合同発表会ですので、

初めに、ソルフェージュを学んでいる子どもたちの

パフォーマンスや笛の演奏などがあって、去年はとても和やかな幕開けでした。今年も楽しみです。

ライアーを学んでいる方々の演奏には今年も、私たちも7弦でちょっぴり加わらせていただきます。

とっても素敵な、お話の語りとライアーを愉しんだあとは、いよいよオイリュトミーの発表。

音楽は、繊細なライアーの音にふさわしい身体を作ろうとお稽古してきました。

言葉の発表も、

風に揺れる木々の詩にはライアーの伴奏がついて、部屋の中に様々な風が吹きます。

「トゥーレの王」の発表では前と後とに笛とライアーの演奏があって、

遠い昔の王さまの世界へ、すーっと誘われるようです。

今年は他に、私も参加して言葉のトリオをすることになりました。「これはまさに、ライアーのことでしょう!」という、素敵な詩があるのです。

 

最後には、ご夫妻の連弾で私たちもオイリュトミーをします。今年は、ドヴォルザークの「スラヴ舞曲」から最終曲を選びました。

 

 

何を目標にするでもなく、

お稽古をすることそのものを楽しみながら、

積み重ねてきた日々。

発表会をするとなると、ちょっぴり意識が変わります。

そうしてふと客観的に感じてみると、

去年とは全く違っている自分がいたりもします。

その変化を味わいながら、

発表自体を一つの通過点として折りこみながら、

純粋に楽しめたらいいな、と思っています。




                昨年の発表会の様子です

こどもクラスを新設します2019/11/22 17:06

ご案内していました、1124日の

「オイリュトミーとぬらし絵」NHK文化センター町田

のお申込みは締め切りました。

 

間に合わなかった方からのお問い合わせが届いています。
センターとの約束で、残念ですが、締め切り後の受付はできません。申し訳ありません。

その代わり、というわけでもないのですが、
高尾で、オイリュトミーこどもクラスを新設したいと思います。
学年によってクラスを分けますので、

興味がおありの方はお問い合わせください。

基本的に、毎月2回、土曜日の開催を考えています。

 

ぬらし絵とオイリュトミーとの組み合わせクラスも、

大変素敵な企画ですので、

ご希望の方が多ければ開催したいと思います。

こちらもLands and Skiesまでお問い合わせください。

 

とりいそぎのご案内でした。

※詳細はHPをご覧ください。





NHK文化センター町田で、こどものオイリュトミーワークショップをします2019/10/21 12:28

今日は、11月の24日(日)にある、

こどもオイリュトミーワークショップのご案内です。

NHK文化センター町田」さんからお話をいただいて、

幼児+保護者、小学1年生、2年生の

3クラスのワークショップをすることになりました。

 

計画を立てているうちに、

ぬらし絵と組み合わせたら、

さらに深い体験がしていただけるのでは、

ということになり、

宮川より子さんとコラボすることになりました。

 

宮川さんは絵本作家で、

自主学校「遊」にお嬢さんたちを通わせるお母さんでありつつ、遊のこどもたちに絵の指導をする、専科の先生でもあります。実は、天使館でオイリュトミーをしていらしたこともあるのです。

そんなことを何も知らないずっと昔から、私は宮川さんの絵のファンでした。

遊の子どもたちが描く絵の素晴らしさは、

展覧会を開いたらいいのに!と思うほど。

魂の底から動かすような宮川さんの指導のお話を伺うと、

自分も、こんな風に絵と出会えたらよかったのに!と

つくづく思います。

 

 

センターに、以前お茶室へのアプローチに置かれていたという切り株があります。出会ったとたんにファンタジーの世界がぱぁっと拡がった感じがしました。

当日は、お部屋のまん中にいてもらうつもりです。

 

本格的な冬を前に暗くなりがちな11月、

心の奥深くまで、温かな灯を届けたいと思っています。

さあ、どんなこどもたちと出会えるでしょうか。


NHK文化センター町田の講座案内はこちらをご覧ください