NHK文化センター町田で、こどものオイリュトミーワークショップをします2019/10/21 12:28

今日は、11月の24日(日)にある、

こどもオイリュトミーワークショップのご案内です。

NHK文化センター町田」さんからお話をいただいて、

幼児+保護者、小学1年生、2年生の

3クラスのワークショップをすることになりました。

 

計画を立てているうちに、

ぬらし絵と組み合わせたら、

さらに深い体験がしていただけるのでは、

ということになり、

宮川より子さんとコラボすることになりました。

 

宮川さんは絵本作家で、

自主学校「遊」にお嬢さんたちを通わせるお母さんでありつつ、遊のこどもたちに絵の指導をする、専科の先生でもあります。実は、天使館でオイリュトミーをしていらしたこともあるのです。

そんなことを何も知らないずっと昔から、私は宮川さんの絵のファンでした。

遊の子どもたちが描く絵の素晴らしさは、

展覧会を開いたらいいのに!と思うほど。

魂の底から動かすような宮川さんの指導のお話を伺うと、

自分も、こんな風に絵と出会えたらよかったのに!と

つくづく思います。

 

 

センターに、以前お茶室へのアプローチに置かれていたという切り株があります。出会ったとたんにファンタジーの世界がぱぁっと拡がった感じがしました。

当日は、お部屋のまん中にいてもらうつもりです。

 

本格的な冬を前に暗くなりがちな11月、

心の奥深くまで、温かな灯を届けたいと思っています。

さあ、どんなこどもたちと出会えるでしょうか。


NHK文化センター町田の講座案内はこちらをご覧ください





ドキドキしています2019/07/16 11:21

大好きだったのに、

引越してなかなか行く機会がなくなった本屋さん。

たまたま近くへ行ったので立ち寄ってみました。

平積みの本を見ていると、心惹かれる装丁の文庫本が。

手に取って少し読んでみたら、なんだか変わっていて面白そうです。

気晴らしがしたくて喫茶店にでも入ろうかと思っていたのですが、その本を買ったらすっかり嬉しくなって、そのまま寄り道せずに帰ってきました。

 

「あずかりやさん」という変わったお店を舞台にした連作短編で、一篇ごとに語り手が変わります。

その、語り手の選び方がユニークなのです。

夢中になってあっという間に全部読み終え、

思い切り後悔しました。

一日に一篇ずつと決めて、

ゆっくり味わって読めばよかった。

 

でも調べてみると、その本自体もシリーズの3冊目ですし、同じ著者の作品は他にも何冊も出ていて、なかには人気のシリーズものもあるようでした。

栃木の「うさぎや」という本屋さんから人気が出てベストセラーになったそうで、あの魅力的な装丁も、その「うさぎや」さんが企画した特別カバーなのだそうです。

面白い本屋さんがあるのですね。ぜひ行ってみたいです。

 

ネットを見ると、

あらすじが書いてあったりもしてしまいます。

私は、何も知らずに読み始められて良かったと思います。

自分だけでそっと浸っていたい、そんな世界です。

 

さっそく、同じシリーズの2冊はもちろん他の本も、

ネットで大人買いしました。

届くのが待ち遠しくて、

ちょっと恋でもしているような気分です。





節分です2019/02/03 15:32

今日は節分、明日が立春です。

以前は豆まきが大好きな年中行事だったのですが、

「鬼」というのは本当は悪いものではなかったのだ、

という話を知ってから、なんとなくやっていません。

どこかの地方のように、

「福も内、鬼も内」と言えばいいのでしょうけど。

 

そして。

いよいよ明日から、今年の干支になるのですね。

ちなみに、今年の干支「己亥(つちのと い)」は、私の生まれ歳と同じです。

と、いうことは…

還暦なんです。

赤いちゃんちゃんこを着て、縁側に座らなければなりません。

…お婆ちゃんですね。

前々回、白髪を染めないことにした話を書きましたが、

思い切るきっかけの一つに、

「もう来年は還暦だもの、いまさら若ぶってもねぇ」と思ったこともあります。

 

ネットなどで解説を読むと、

己亥は、水をたくさん含んだ土や、種の状態を指すのだそうです。

芽吹きを控えた、準備の年まわりとか。

ちなみに私は、九星気学でいうと五黄土星。

かなり強くて、頑固者のようです(やっぱり)。

マイペースらしいです(やっぱり)。

学校の同学年は、早生まれの人以外は皆この星ですよね。

マイペースの頑固者ばかりが揃っている学年って、

傍から見ると一体どんなだったんでしょう!

(でも私、その学年の中でも特に変わり者で通っていたような…)

早生まれの人たちは、さぞかし苦労したのではないでしょうか。

あ、でも、親分肌、姉御肌の人々でもあるらしいので、

年下の人々には優しかったかもしれません。

いいことも書いておきましょう。

困難にあったとき、粘り強くて諦めない

「意志の人」たちなのだそうです。

 

さあ、いよいよ還暦の一年が始まります。

生まれるとき何を思ってこの世にやってきたのでしょう。

思いを巡らせてみたいと思います。





バンドデビュー!?2019/01/24 18:30

自主学校「遊」では、毎年2月に音楽会があります。

初めて遊の音楽会に行ったのは、

急逝された恩師の谷合先生から卒業生の作品制作を引き継いだときですから、4年前のことになります。

こどもたちが、下級生もそれぞれに、できることを探したり上級生に指示してもらったりしながら自主的に動いていたし(一年生が、自分も何か役に立とうと、いかにも忙しそうに動き回っているのが可愛いくて!)、合間の時間にはものすごく楽しそうにパワフルに遊んでいたので、

びっくりしたのを覚えています。

発表自体にも色々と趣向が凝らされていて、けっこうグッときます。懸命な子どもたちの姿が愛おしくて、涙が出てきた年もありました。

 

もう一つ驚いたのは、

楽しそうに演奏したり歌ったりしているのがこどもたちだけでなく、おとなもだったことです。

第一部のこどもたちの発表が終わると、

第二部では、ちゃんとドラムもエレキギターもあるバンドで先生や父母の方たちが歌ったり、卒業生たちと卒業生の親御さんとのバンドもあったりするのです。

 

先学期末、

入学希望の方とのお話に同席させていただいた時に、

遊では、大人がまず人生を楽しんで、

こどもたちにその姿を見せることが大切だと考えている

とのお話を聞いて、

そういうことだったのか!と納得しました。

 

すごいなぁ、と思いながら観てきたそのバンドなのですが、なんと今年、

「一緒に歌いませんか」とお誘い頂いてしまいました。

バンドなんていう柄ではないし、

今年はプライベートでも公的にもいろいろあって慌ただしく、とても無理

と思い、そんなようなことをごちゃごちゃと口走っているさなかに、突然、

「嬉しいです!」という言葉が

口から飛び出してしまっていました。

W先生には、私の右脳と左脳が正反対のことを言って

頭の中がしっちゃかめっちゃかになっているのが、

手に取るように見えたのではないでしょうか。

 

と、いうわけで。

金曜日の放課後に、練習が始まっています。

ドラムとエレキギターが2本の、素敵な男性陣に囲まれ、

在校生のお母さんにとても歌の上手な方がいらして、

カッコいいのです。

私は、大好きなビートルズのHelp! の、

主にジョージのパートを歌います。

もう一曲のほうは、

楽器が何もできない私はけっこう暇なので、

ギターが弾ければよかったな…などと、

ちらっと思うこの頃です。





白髪交じりという自由2019/01/21 14:51

さて。先日アップした発表会の写真、どれが私かおわかりになったでしょうか?

小さいですが、最近お会いしている方々には見つけていただけたのではないかと…。

でも、いくら見てもわからない! という方もいらしたかもしれません。

実は私、去年の前半までとは髪の色がかなり変わっています……本来の色に戻っている、ということなのですが。

白髪染めをやめたのです。

 

いつかはやめたいと思いつつまだまだ先のことと考えていたのですが、去年の夏、あまりの暑さに(?)衝動的にやめてしまいました。

踏み切ったのは自分でも驚くほど突然でしたが、

どうも、それまでにいろいろと心境の変化があってのことのようです。

 

昨年出会った魅力的な方々のなかに、ヨーロッパのアンティーク手芸蒐集家がいらっしゃいました。

京都で生まれ育ち、デンマークへお嫁に行かれた方で、

八割がた白髪の混じった自然な髪色がとても素敵でした。あり方そのものに無理がなく、どこまでも自然でいながら洗練されていて、佇まいのすべてが美しく、皺までが輝いて見えました。

 

年月を経たからこその価値を湛えるアンティークの品々。

その数々を間近に見つつお話を伺いながら、

この方みたいに年を重ねたい! と思ったとき、

世界が違って見えてきたのです。

 

物が、ただ古びて魅力を失うのかアンティークとしての価値を持つようになるのか、その分かれ目は、

言葉にするのは難しいですが厳然としてあります。

ちょっと乱暴ですが、私なりに一言で言ってしまえば、

愛のエネルギーをどれほど内包しているか、

ということのように思います。

物の場合はもちろん、

そのエネルギーを注ぎこむのは人です。

熱意を持って作られた物、愛を持って扱われる物には、

不思議な命が宿るのです。

そして。

年を重ねてますます素敵になるのはやはり、

愛(いろんな種類の!)のエネルギーが大きい方のような気がします。

物の場合はどこまでも、「他人(ひと)(だの)」ならぬ「人頼(ひとだの)み」であるしかないのですが

人の場合、自分自身の中から無限に湧き上がるものであるところが素敵です。

 

 

髪を染めないことにして、

わかってきたことがいくつかあります。

一番大きかったのは、自分の未熟さでした。

物知らずだったり考えが足りなかったりするのを、

「若さゆえ」と見のがしていただけるのではないか…と、

どこかで思ってきたフシがあったのです。

外見の若さなどという不確かなものを、

隠れ蓑にしたつもりで甘えていたわけです。

また、自分の中にどこか、髪を染めることで

社会に馴染んでいられるような気持ちがあったらしい

というのも発見でした。

さまざまな思い込みの網にかかって、

勝手に不自由になっていたようです。

 

 

以前はかなり若く見られることが多かったのですが、

年齢にしては白髪が多いほうなので、

今はむしろ、実年齢以上に見えているかもしれません。

そのギャップの大きさには少しとまどいも覚えます。

それに、私にはどうも、いまだに学生気分が抜けていないところがあって、精神年齢からいうと

染めていたときのほうが合っていたのかもしれません。

 

でも、

そのねじれも含めて自分です。

年の割に白髪は多め。

気が若くて幼い。

はい、それでOK

 

癖になってしまっている心の持ち方は案外手ごわくて、

より自然なはずなのに、

「新しい」自己イメージに馴染むのに、まだ時間がかかりそうです。

でも、一つのことについて遠慮なく自分をさらけだす覚悟ができたことで、

他の部分についても連動が起き始めていて、

軽くなった部分が確かにあります。

「どう見えてもいいや、これが私なんだから」

と開き直った分、いままでよりも自由度が増して、

遠慮なくいろんなことができそうな気がしています。




いまは白髪混じりをグレイヘアというそうで、こんな本も出ています。はやりだしているのですね。髪を染めるのをやめた後、移行期を乗り切るためにと、ひと足先に白髪染めを卒業していらした素敵な先輩がこの本を貸してくださいました。
その方の潔い白髪が清々しくて美しかったことも、きっかけの一つになっています。