さくら祭りに参加します2018/01/24 21:15

国分寺に住んでいた頃、稽古で、

公民館や地域センターによくお世話になっていました。

その中の一つ、もとまち地域センターには、

天使館の卒業生が集まる稽古で、いまでもときどきお世話になっています。

 

そのセンターは、

毎年3月末の日曜日にお祭りをやります。

毎回、ここを利用している仲間たちが「オイリュトミー」としてグループ参加して、地域のみなさまにも楽しみにしていただいているようです。

3年前のこのお祭りで、

いま公演を共催しているピアニストご夫妻に初めて私たちのオイリュトミーを観ていただいた、

思い出の場でもあります。

昨年と一昨年は公演直前で参加できませんでしたが、

今年は久しぶりに、仲間に入れてもらうことにしました。

 

演目は、いまから7年前の201133日に、

夫と二人で初めて主催した公演「空と大地のであうところ」で初演した、懐かしい曲の再演です。

「いろんなことがあった上での、いま」という雰囲気を持った、大人っぽい曲ですから、

久しぶりに動くことで、いまの自分たちがどのように顕れるか、かなり興味があります。

そして、これが、

いろいろなことのあったこの7年を締めくくり、

新しい世界へ歩き出す扉になりそうな予感もあって、

ちょっとわくわくしてもいるのです。

 

          さくらまつりにて。ずいぶん前の写真です。


2018年 あけましておめでとうございます2018/01/04 12:21

あけましておめでとうございます

みなさま、どのような新年をお迎えでしょうか。

                  

高尾はが日とも気持ちよく晴れ、

穏やかな年明けでした。

個人的に、昨年の暮れからの流れでちょっといろいろ思うところがあったので、

その穏やかさがありがたく身に染みました。

 

時系列で書くと、

自分(梓)が、12月中旬に罹患したインフルエンザの後、

思いのほか長く寝込んでいました。

 

以前にも、なかなか熱が下がらずにずいぶん寝こんだことはありましたが、

今回は、順調に熱が下がってもう平熱なのに、

なぜか起きあがるとふらふらしたり吐き気がしたり

という日が続き、

楽しみにしていた、自主学校「遊」の発表会も

お餅つきも忘年会も全部行けなくなるという、

かなり残念な年の暮れでした。

 

でも、寝ていることは本来大好きで、

よくこれだけぼーっとしていられると

自分でも呆れるくらい、贅沢な時間を過ごしました。

高齢の母にインフルエンザをうつさないために、

食事も3食ベッドへ運んでもらってのお姫様状態。

家事を全部引き受けてもらってのんびりとただただ眠り、

感染症なのに、気にもせず(?)世話をしてくれる家族に、ひたすら感謝の日々でした。

 

 

もう一つは、大みそかの出来事です。

母が、お風呂上りにつまずいて、バスルームの扉に倒れこんだのです。

本当に幸いなことに、

扉がガラスでなくアクリル板でできていたため、割れながらもふわりと受け止めてもらって完全には転ばずに済み、

どこにも怪我がなくて、事無きを得ました。

 

みんな一瞬は驚いたものの、怪我がないとわかるとすぐに落ち着いて、

着替えの手伝いなど、母のフォローを妹がしてくれ、

夫と私は扉の補修、娘は引き続き新年の用意と、

家族の見事な連係プレーで、まるで何事もなかったかのように、穏やかに年を越すことができました。(娘は、いつまでも心臓のドキドキが収まらなかったそうですが)

母は、その後も楽しく紅白などを観て、

年が変わるとにこにこ新年の挨拶をしていたので、

本当によかったと思いました。

 

 

親友と恩師をお二方亡くして呆然としたのは、

もう3年前。

昨年、大切なご家族を亡くされた友人も多かったようです。

 

死は、決して悲しいだけのことではなく、

その人が見事に生き切ってゴールを迎えた、

すごろくの「上がり」のようなもの、ととらえています。

でも、やはり別れは寂しいもの。

そこまでの日々をどう生きるのか、

来し方行く末を考えた年末年始でした。

 

 

年が変わってまだ3日ですが、穏やかな日々が続いています。

何やら、心躍る計画もあるような…

ともあれ、穏やかな、楽しい1年であってほしいと

心から願っています。

                   

今年もよろしくお願い申し上げます。

 

 



遊のこどもたちから手描きの年賀状が届いて、嬉しくてすっかり元気になりました。

えっ、英語で授業を?2017/11/03 17:59

先月のある日、自主学校「遊」の、オイリュトミー担当のお母さんから電話がかかってきました。

「新しく、3名の児童が入学しました。5年生が2名と1年生1名です。そのうちの2名はシアトルのシュタイナー学校と幼稚園に通っていた姉弟で、日本語が全くわかりません」

 

え?! 

数日後には授業があります。

全部英語にしなければ・・・!

とりあえず、これまで日本語でやってきたものを英訳し、

いくつか、日本人の子どもたちにも楽しめそうな英語で動くフォルムを準備し、

お祈りの英訳を探して覚え、授業に臨みました。

なんとかうまくいき、ほっと一安心。

三人とも、とっても素敵なこどもたちでしたし、

もとからいるこどもたちの、受け入れ態勢もばっちり! さすが遊です。

 

 

私の中にはいつも、

「のんびりしたいよー」という気持ちと、「いろいろやるのって楽しい!」という気持ち、

どちらもあるのですが、

どうも、今は流れがスパルタ系のようです。

読み込もうと思いながら忙しさにかまけて本棚で眠っていた、英語で書かれた人智学やオイリュトミーの参考書を引っぱりだし…

何語でも、シュタイナーの文献を読むと、やっぱりわくわくします。

さび付いていた英語とがっつりかかわる、これまたわくわくする時間をもらって、

これは間違いなく、喜ぶべき事態!

(四つの気質、私はけっこうまんべんなく持っているように思うのですが、こういうときはやっぱり、基本の胆汁質が出るようです)

 

 

遊には英語の先生が二名いらして、こどもたちはずっと英語を学んできているので、彼らにとっては実践で使いこなす大チャンスです。

ネイティブのお友達と毎日一緒に過ごしていたら、こどもたちの英語力はどれだけ飛躍的にアップするでしょう。

追い抜かされないように頑張らなくては!




     写真は、サクラメントのシュタイナー学校の、収穫祭の看板です。


轟!ロール・オーバー・ベートーヴェン!2017/10/26 23:08

昨日は、

ペルセパッサ・オイリュトミー団の公演がありました。

素晴らしい公演でした!

半分身内のようなものなので手放しでほめるのもどうかと思いますが、実際にとてもよかったのです)

 

裏方(照明)の手伝いをするため、前もって数回通し稽古を観てきているので、なんとなく、自分も少しだけ参加させてもらった気分でいます。

古い仲間は、しみじみいいものです。

そして、彼らがどんどん進化していくのを見られるのは、

ほんとうに嬉しいことです。

 

これから、129日に仙台でも同じ公演があるそうです。

可能な方はぜひお運びください。必見です。





格闘中です2017/10/04 21:47

今日は、音楽オイリュトミーのワークショップのために、フォルムを作っています。

その日の課題のために曲を選び、

その曲の特徴を十全に感じられるフォルムを作るために、楽譜を読みながら聴きこみます。

いま取り組んでいるのは、

ベートーヴェンの月光、第一楽章。

 

山で植物と出会う時に、

普通に見ても美しいとは思うのですが、ルーペでつぶさに観ると、大きな感動に打たれることがあります。

自然の妙は筆舌に尽くしがたいほどで、

肉眼ではわからないような小さなところまで、実に見事にできているのです。

 

オイリュトミーのフォルムを作るときにも、似たようなことが起こります。

普通に聴いているときにももちろん感動しているのですが、フォルムにしようと思って聴くと、

その曲の魅力が、細かいところまでひときわ際立って聴こえてきます。

そして、繰り返し聴き、楽譜でもたどると、

「なんて美しいんだろう!」「なぁんて、うまくできているんだろう!」と、

圧倒的な感動に捕えられるのです。

今も、出だしの30秒足らずで既に、あまりの見事さに何度聴いてもうっとりと、完全ノックアウトされています。

 

曲によっては、「これしかない!」と思えるようなフォルムがスラスラとできてしまうこともあるのですが、今回の相手はなにしろベートーヴェン、それも月光です。

この見事さを、無理なく身体全体で感じてもらえるようなシンプルなフォルムに写し取りたい…と思うと、ハードルはかなり高いです。

でも、だからこそ、さんざん悩んだ挙句にごくシンプルな形がすうっとやってきて、それが曲にぴったりだったりすると、その喜びは何にも代えがたいです。

結局のところ、

素晴らしい曲に圧倒されながらのたうちまわっている

この生みの苦しみの時間が、実はかなり好きだったりするのです。