フジコ・へミングさんの演奏に触れて(梓) ― 2009/10/26 13:08
その演奏が、素晴らしかった!
聴きながら、いろんな考えがやってきました。
これまで、意識の表面に
乗ってしまっていた、
本質的ではなかった
(と、今ではわかります)
考えのあれこれが、
すうっと洗い流されるように消えてゆき、
自分の奥深いところに隠れてしまっていた本当の願いが、
意識の表に力強く浮かび上がってきました。
これが、芸術の力なんだと思います。
思えば、さまざまな人生の曲がり角に、
迷いをふっ切り、
自分の本当に求めていた方向へと背中を押してくれた公演がありました。
(これまでは、そのほとんどが踊りの公演だったのですが、
そう思って振り返ると、
音楽に支えられて、かろうじて思春期をくぐり抜けてきたことも思い出されます)
そういうオイリュトミーを踊りたい
一生踊っていきたい
そのためにできることはすべてやろう、と
心から、強く思いました。
コメント
_ Faa ― 2009/11/02 06:49
_ 梓 ― 2009/11/02 09:11
音楽や踊りは、人間の根源的なところにあるものですよね。
このごろ、、いろいろなものや人に触れて、
あらためて、人間って素敵だな、と思っています。
世の中には、ほんとうにいろんな人がいて、
それぞれの場所で力いっぱい生きているんだと・・・
置かれている環境も取り組んでいるものもまったく違うのですが、
その、力いっぱい生きている、という部分で、
すべての人とつながれる、と思ったりもしています。
力いっぱい、なんていうととても元気そうな感じがしますが、
もしかしたら、ぎりぎりいっぱい、
と言ったほうがいいかもしれないような状況もあって。
でも、
それぞれが、それぞれの場所で、それぞれのやり方で、
生きている。
一緒に。
地球って素敵なところです。
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記事を読ませていただいて改めて、やり方は違っても、同じ一つのゴールを目指しているんだよねと思いました。
芸術的なパワーはこの世界と人間への讃歌、という気がします。
私も、本質的なものをしっかりとつかみ、それを力強く育て、いつか美しい花を咲かせたい、と思います。
陰ながら応援しています。