自主学校「遊」 ― 2016/12/01 17:46
昨年の秋から、自主学校「遊」でオイリュトミーを指導させてもらっています。
ずっと指導してこられた谷合ひろみ先生が突然亡くなり、
3月に高等部の卒業を控えた遊の生徒たちが困っていると、先輩のSさんからお話をいただいて、夫と二人、
恩師である谷合先生の跡を引き継いで、卒業指導をさせていただくことになったのです。
そして出会った高等部の生徒たちは、本当に素晴らしい子どもたちでした。
谷合先生の育てて来られた生徒さんたちですから、
オイリュトミーの基礎がしっかりしているのはもちろんのことですが、
物事に対する姿勢が真摯で能動的なのです。
こちらの言うことに真剣に耳を傾け、全身全霊でそれに取り組んでくれるので、
話したことが彼らの心や身体にすっとしみこんでいくのが
目に見えるようでした。
彼らと私たちとの間でエネルギーが循環しているのを感じ、毎週、授業のたびに感動をもらいました。
深い感動とともに、
彼らをそれぞれの道へ送り出すお手伝いを無事に終え、
四月からは私一人で、小学生たちに関わらせていただくこととなりました。
知れば知るほどかわいくてやんちゃでやさしい、
「これぞこども!」という感じのこどもたちです。
会うたびに、よくぞここまでと感心するほど、生きることを楽しんでいます。
この子たちが、あんなに立派な高等部の生徒になっていくのかと思うとなんだか不思議な気もしますが、
きっと、いえ間違いなくそうなっていくのでしょう。
なにしろ、関わっている大人たちがみな、とびきりあたたかくて、熱くて、素敵なのです。
それは、驚くほど。
これからずっと一緒に歩んでいけることが、とてもとても楽しみです。
遊のHPはこちらです。
いま遊では、校舎の横にある「とろる」という小さなお店で「森の声」を開催していて、
関係者手作りの素敵な小物が購入できます。
12月4日(日)まで、毎日11:00~16:00にやっているそうです。(ブログはこちらです)
私は、4日(日)11:00~16:00の「遊まつり」も楽しみにしています。
面白そうなコーナーが目白押し!
12:00からの、子どもたちによる校歌ウクレレ演奏は聞き逃せません。
なにしろ、遊の校歌はとびきり素敵ですから。
「遊まつり」→グルテンフリーのカフェ ― 2016/12/04 20:09
今日は、夫と一緒に「遊まつり」へ行ってきました。
どんぐりを支払ってこどもたちの作ったゲームで遊び、手作りの景品をもらったり、
「とろる」で父母手作りの可愛いブローチやオーナメントを入手したり、
おいしくて安全な手作りのあれこれを食べ…
もちろん、こどもたちの歌う校歌も聴きました。
小さな空き缶で(ふうふう吹いて!)薪を燃やしてお味噌汁を温めるとか、大きな空き缶で棒に巻き付けた天然酵母パンを焼くなどのアイデアも楽しかったし、
遊びに来た幼児たちがけっこう本格的に木工をやらせてもらって、すごく集中している姿にまず驚き、
椅子や踏み台としても小さなテーブルとしても使えるような、立派な作品ができていたことにまた驚きました。
3月に遊を卒業していった生徒たちの近況を知ることもできました。それぞれ元気に頑張っているようです(一人は本人にも会えました!)。
三鷹でやっている幼児オイリュトミークラスのこどもたちも(もちろんお母さんと)来ていて、思い思いにのびのびと楽しんでいたのが嬉しかったし、オイリュトミー仲間の親子にも(二組!)会えて、目いっぱい楽しみました。
帰りには、国立駅の近くのグルテンフリーのカフェにも寄ってきました。
私は今年に入ってからグルテンフリーを続けているのですが、そのきっかけは、3月に遊を卒業していったRちゃんなのです。
女子のわりにとても口数の少ない人なのですが、
グルテンフリーの話になったとたん、立て板に水…。
パン大好き、パスタ大好きだった私もしっかり説得されて、しぶしぶ始めてみました。
すると、年中できて困っていた口内炎が、できなくなったのです。嬉しくなって、すっかり小麦粉をやめました。
食生活は激変したものの、工夫をすればさほど大変なことでもないし、
ときにはパンや洋菓子が恋しくなることもありますが、
やはり、食べると如実に現れる口内炎の痛みには代えがたく、どうしてもの時以外は小麦粉関係のものをほとんど口にしなくなりました。
今日、「遊まつり」の「卒業生のカフェ」で働いていたRちゃんのお姉さんにその話をすると、
国立の富士見通りにあるグルテンフリーのカフェ&ケーキ屋さん「CAFE LUCCA」を教えてくれたのです。
グルテンフリーをしているとケーキは食べられませんから、大喜びで早速行ってきました。
久しぶりにがっつりと食べた米粉のケーキには、代替品という風情は微塵もなく、小麦粉のケーキよりずっといいくらい、ものすごくおいしかったです。
楽しくておいしくて、幸せいっぱいの一日でした。
(楽しみ過ぎて写真を撮るのを忘れました!)
時は移ろう… ― 2016/12/07 22:00
小さな翻訳の仕事で、時の移ろいについての表現を探したくてネットを検索していると、ふとしたはずみで、
高校生のころ熱愛していたアル・ステュアートの
Youtubeの画像を見つけました。
Time Passages と、それから
なにしろ昔のことですから、当時は
彼が歌っている動画など、見たこともなかったのです。
大学生のころ武道館コンサートには行きましたが、
遠くて米粒でしたし。
動いている・・・歌っている・・・
こんな表情をするんだ…
(アルバムジャケットでしか知りませんでしたから)
そのうちに、なんと、2014年の動画を見つけてしまいました。
高校生だった私がこの歳ですから、彼が年を取っていても不思議はありません。
(いえ、年を取っていなかったら不思議です)
とうとう、2015年の動画も見つけました。
Year of the Cat が始まる前に、なんと、キーボードがAs Time Goes byを弾いている…
うーん。
しばし言葉を失い、どう言ったらいいかわからないまま。
時は、確実に移ろっていました。

公演の稽古始動です ― 2016/12/16 16:22
来年の4月に公演をすることになり、
ようやく、本格的に稽古が始動しました。
もちろん、
これまで何もしていなかったわけではないのですが、
日時が決まり、プログラムも定まって、
ようやく、公演の稽古らしい感じになってきたのです。
今回は、ちょっと難しいかな、と思いながら
諦められずに温めてきた企画に挑戦します。
思い入れのあるテキストに、
ぴったりの曲がやってきれくれました。
前半と後半とではかなり雰囲気が変わり、
それぞれ、異なった意味でのチャレンジがあります。
何かに挑戦しようと思うとワクワクするたちなので、
久しぶりに、がぜん楽しくなってきました。
公演タイトルは、
Duo Double II ―オイリュトミーとピアノ連弾―
「春の狂詩曲」
前回と同じく、ピアノ連弾の依田夫妻と共催です。
日時は、2017年の4月4日(火)
火曜日ですので、少し遅めの19:30開演(19:00開場)。
1時間ほどのプログラムになると思います。
場所は武蔵野スイングホール
(JR中央線 武蔵境駅nonowa口すぐ)
以前から感じのいいホールだとは思っていましたが、
自分達が出演するのは初めてです。
駅前がずいぶん変わって、明るくにぎやかになりました。
公演の詳細は、年明けごろにお知らせできると思います。

オイリュトミー公演「セラフィコ」 ― 2016/12/18 18:15
今年のクリスマスはちょうど日曜日。
各方面で盛り上がりそうですが、
我が家はその翌日、26日の月曜日に盛り上がります。
古い仲間のソロ公演があるのです。
オイリュトミー学校の同期(私は同級)でもあり、
卒業後も、
専攻科のフォルトやペルセパッサオイリュトミー団で
ずっと一緒に活動していた人です。
いつの頃からか娘がとても仲良くしてもらっており、
予定していた音楽家が突然出られなくなったとのことで、
急きょ、鍵盤ハーモニカで演奏を手伝うことになったようです。
出演者も演奏者も朗唱者もやさしい人達ばかりのメンバーなので、集まっての稽古はとても楽しそうです。
今回の公演は、なんと、
照明(調光)を夫が、舞台監督(という名の小間使い)は私がすることになり、
一家を挙げてお手伝いすることになりました。
彼女は本当にセンスが良くて、
音楽も言葉も、素敵な作品が目白押しです。
クリスマス明けの月曜日、
どうか、みなさま高円寺までお運びください。
新保圭子オイリュトミー公演「セラフィコ」
日時:2016年12月26日(月)19:30開演(19時開場)
入場料:予約・前納/2,000円 当日/2,500円
ご予約・お問い合わせ:
k-shimbo@e-mail.jp 電話:080-7026-3220

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