今年のオイリュトミーワークショップ、締めくくり ― 2016/12/23 22:19
今日は、
今年を締めくくるオイリュトミーワークショップでした。
時期的に、言葉も音楽も、
クリスマスを意識したものにしてみました。
言葉では、『魂のこよみ』から「聖夜の気分」と
谷川俊太郎さんの、たくさんある天使の詩の中から一つを選びました。
音楽では、音階の説明から、いろんな曲を
メロディの観点から味わうと面白いというお話をしたあと大江光さんとグノーの
二つのアベ・マリアを体験していただきました。
グノーのアベ・マリアでは
最初にまず音を感じていただきましたが、
音の仕草で音階を味わっていくだけでも、そこに聖母マリアがいきいきと立ち現れるような気がします。
また、フォルムを丁寧に感じながら動くことでもやはり、
聖母マリアという存在が、一人一人の中に現れます。
つくづく、音楽というのは素晴らしいものだと思います。そして、それを身体で体感できることが、オイリュトミーの醍醐味でもあります。
どの方も、いかにもその方らしくアベ・マリアを味わってくださっていました。
一人一人がそれぞれであることと、
同じ思いを分かち合うこと
その両方が、同じ空間で同時に起こっている。
そこに、本当の幸せの形を見た思いがしています。
高尾に居を移し、
思いも新たにワークショップを始めた今年、
いくつものご縁をいただいて、
たくさんの素敵な時間に恵まれてきました。
来年も、ご縁のある方と、たくさん出会えますように。
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