素敵な夜遊び2016/10/16 14:59

昨日、一昨日と二晩続けて、素敵な会に行ってきました。

 

一昨日は、赤坂のCasa Classicaで行われた

板東 靜さんのライブコンサート。

音楽で哲学するライブだ!

という感想を述べた方もあるくらい、

深くて広い世界が繰り広げられました。

 

婆娑羅(バサラ)が好き!(色使いも精神のあり方も)

と語る、枠に嵌らない彼女ですが、

それはとても自然な流れで、

一心に生きてきたらこうなった!

と言うしかないもの。

数学も占星学も亡くなった方々との交流も

いま生きてあることへの想いも、

ハイテクも民族楽器も生きた声やピアノの響きも

深山を渡る風の声や水の音、

修行僧の魂も東京の街中の喧噪も

すべてが靜さんの音楽の中に溶かし込まれて…

まさに、音楽を生きている方がここにもいました。

 

 

そして昨日は、

世田谷美術館の企画展、

志村ふくみさんの「母衣への回帰」の関連イベントで行われた、舞踏とオイリュトミーの会「美紗姫物語」へ。

 

師、笠井叡の変幻自在さ、時空を超えた表現を堪能し、

笠井潔さんのフルートにうっとりしながら

上村なおかさん、笠井禮示さん、浅見裕子さんのオイリュトミーを愉しみ…

お話は、第二次大戦中、20歳の志村ふくみさんが、

空襲の音に脅かされながら書き綴られたというもの。

生命を輝かせる物語の世界に浸ることで、命を脅かす爆音の中を生き延びられた

若き日の志村さんのお姿が心の目に焼き付きました。

 

 

生きよう! 全身全霊で生きよう!

満月を目前に、二つの夜から伝えられたメッセージを、

心に刻みました。






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