ミツバチの羽音と地球の回転@いずみホール ― 2011/06/20 12:35
いずみホールが、たいへんなことになってきました。
次の日曜日、26日の夜には、先日お伝えした
ガイアシンフォニーの第5番が上映されるのですが、
その二日後、28日火曜日に、なんとあの
「ミツバチの羽音と地球の回転」 が上映されます。
まだ、はっきりと自分の立場を明らかにすることへのためらいがあった頃、
一足先にこの映画を観てきた人の、
28年も原発の建設に反対をしてきた「祝島の漁師やおばちゃんたち」が
とっても自然で人間らしい魅力にあふれていた とか
着実にエネルギーシフトを進めているスウェーデンの例を見て
明るい気持ちになれた
などという感想を聞いて、
背中を押される感じがしたのを覚えています。
いつか必ず観ようと思いながらなかなか果たせずにいましたが、
地元へ来てくれるというので、驚くやら嬉しいやら。
ところが、嬉しいのはそれだけではなかったのです。
なんと、鎌仲ひとみ監督のトークタイムが予定されている!
しかも1000円です。
これはもう、行くしかありません!
情報は下記です。
日時:6月28日(火)
・第1回上映 10:00~13:00(12:15~トークタイム)
※1回目のみ保育あり(保育料500円)
・第2回上映 14:30~17:30 (16:45~鎌仲ひとみ監督のトークタイムの予定)
・第3回上映 18:30~21:30(20:45~鎌仲ひとみ監督のトークタイムの予定)
チケット:1枚1000円
会場:国分寺市立いずみホール(JR西国分寺駅前)
主催:国分寺エコメッセ設立準備会
お申し込み・お問い合わせ:probonokobo*gmail.com
(*を@に替えてご連絡ください)

土屋典康さんの作陶展&桂ひな太郎さんの独演会 ― 2011/06/25 18:26

昨日の午後、西武池袋本店6階のアート・フォーラムで開催中(28日まで)の、
土屋典康さんの作陶展に行ってきました。
世界各国の美術館に作品が収蔵されているような方なのですが、
土屋さんの作られるものには
偉そうにあたりを睥睨するような感じはなく、
人々の暮らしに寄り添うやさしい雰囲気が漂います。
大きめの壺などは、
そこにあるだけで周囲の空気の色合いまでが変わっているようで、
ひとときをゆっくりその傍で過ごしたくなりますし、
食器をみれば、わくわくして
そこに盛りたいおいしいものがいくつも浮かんできたりします。
あんなものたちに囲まれて暮らせたら、どんなに幸せでしょう。
土屋さんも奥様も会場にいらして、
とても優しく接して下さったのも嬉しかったです。
そして夜は、御徒町の鈴本演芸場へ。
桂ひな太郎さんの独演会を聴いてきました。
ひな太郎さんの噺を聴かせてもらうようになって、二年程でしょうか。
いつ聴いても、みるみるその世界に引き込まれ、
情景や人の姿がいきいきと立ちのぼって、
すっかり、自分もそこへ行ってきたような心持になるのが不思議です。
言葉の響きも心地よくて、うっとりと堪能して帰ってきました。
美しい陶器も素晴らしい話芸も、
からだの中の、
踊りを観た時とはまた違うところがとても気持ち良くなり、
いいものに触れると寿命が延びると信じた先人の気持ちが
実感として理解できる感じがした一日でした。
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