原点回帰の一日2017/08/02 18:09

728日は、卒業したオイリュトミー学校の、第5期生の発表会でした。

3学年一学期、初めてシュライヤーをつけての発表です。

朝のクラスは朝に、夜のクラスは夜に、

それぞれ3時間ずつ。

以前は近くに住んでいたので、徒歩や自転車で簡単に往復できましたが、いまは片道一時間近くかかります。

早起きして家事をすませ、午後一旦戻って夕飯を作り、

さまざまなやりくり算段をして、両方ともみてきました。

 

発表は素晴らしかったです。

シュライヤーを付け始めたばかりとはとても思えない堂々とした姿を見て、

自分たちの時には、なんだかシュライヤーが可哀想だったな、と、懐かしいような可笑しいような。

 

あの、特別な空間で過ごした特別な日々が原点となって

今の自分があります。

そのことの有難さを、思い出させてもらいました。

心だったり身体だったり毎日どこかが痛くて、

でもとても幸せだった日々。

たとえどんな時でも、オイリュトミーのこととなると、

とたんに身体の底から力が湧いてくるような、あの感じ。

全身全霊で言葉や音楽の世界に浸りきる姿を目の当たりにし、身体を通してその世界がこちらへ流れてくる感覚に触れることもできて、

もっともっと、どこまでも深くオイリュトミーが知りたい

と思いました。

 

ときどき原点に戻れる機会があるのは、

ありがたいことです。

当時からの仲間たちに何人か会えたのも嬉しかったし、

何よりも、その場所に脈々と流れる「今」を感じ、素晴らしいと思えたことが、大きな喜びでした。




   こんな衣装もありましたっけ。十数年も昔,ペルセパッサの公演での写真です。


5月25・26日19時から天使館フォルトコースの修了公演があります2017/05/22 15:11

今週の木曜と金曜、19時開演で、

天使館オイリュトミー第4期生のフォルトコース修了公演があります。

二日間、異なるプログラムでの公演です。

 

フォルトコースというのは、

オイリュトミーシューレ(学校)を4年間で卒業した後、

舞台オイリュトミーを中心に学ぶ、2年間のコースです。

 

これまでに、

いくつもの卒業公演や修了公演を観てきましたが、

いつも、「その時にしかない何か」に圧倒されます。

まるで、木々の新芽のように、

後からでは決して観られない、独特の輝きがあるのです。

 

4期のみなさんは、娘がお世話になっていることもあり、

シューレのころからよく知っています。

それぞれに素晴らしい個性を持った、

とても素敵な人たちです。

シューレの卒業公演もフォルトコースの発表会も、

観るたびに感動をもらってきました。

その彼女たちがいま、締めくくりの公演を目指して

まさに文字通り、全身全霊で力いっぱい走っています。

素晴らしい公演になるに違いないと思います。

 

プログラムの詳細は、天使のHPで見られます。

(ペルセパッサの公演情報の下にあります)

一日券は1000円、二日通し券は1800円です。

ご予約はメールで、tenshi_4th_reserve@yahoo.co.jp まで。







懐かしいひととき2017/01/23 23:04

昨日は、ペルセパッサ・オイリュトミー団の公演「響身」で、受付をしました。

夫も照明でお手伝いしており、

午後の部が終わって夜の部までの間に、

懐かしい仲間たちとみんなで歓談する時間がありました。

 

私たちの卒業したのはオイリュトミーシューレ天使館の

第2期で、入学が1998年のことですから、なんと、

もう20年近くになるのです。

シューレの卒業公演からは15年。

卒業後のフォルトコースは2年でしたが、

その間に年3回か4回ずつ公演をしており、必ず群舞もありましたので、

「当時はほとんど毎晩、時には午後も稽古があったね」

という話になりました。

ぶつかり合ったり、助け合ったりしながら、

無我夢中でがむしゃらに走り続けた日々でした。

 

長いような短いような年月ですが、

ずいぶん遠くまで来た感じがします。

シューレ、フォルトと、

大きく変化していく日々を一緒に過ごした仲間は

何物にも代えがたいと、つくづく思います。

そういえば昨年末にあった新保さんのソロ公演でも、

ずっと会えていなかった仲間の一人と再会することができて、大きな喜びでした。

 

 

昨年後半はとても忙しかったので、

お正月にちょっと一息いれ、そろそろと走り出したところですが、

全速力モードに入る前に、もう一度、

懐かしい仲間と来し方行く末を確かめるような、

貴重な時間でした。




「オイリュトミー版 日本国憲法を踊る」舞台稽古を観て2016/04/27 15:12

明日26日夜、天使館の公演で

受付のお手伝いをすることになり、

昨夜、劇場での通し稽古を見てきました。

 

素晴らしいプログラムです。

朗唱の底力と、

群舞オイリュトミーの圧倒的なパワーに、

何度か鳥肌が立ちました。

 

 

まだオイリュトミーを知って間もない頃、

やはり天使館の公演で、シュタイナーの言葉をオイリュトミーで観る機会がありました。

その公演を観て驚いたのは、

本で読んでいただけの時には難しく感じていた言葉が、

オイリュトミーで観るととても生き生きと息づいて、

その言葉の内容が、

意味としてというよりは存在そのものとして、

すっと入ってくることでした。

 

この舞台を観て、その時の驚きを思い出しました。

大切なものだとは思いつつも、ちょっととっつきにくいと感じていた「日本国憲法」の言葉が

生き生きと立ち上がって、

条文のひとつひとつが、

そこに語られている内容を通して、

人間愛というか、本来人間がそうであるべき、

大切にするべきものを大切にする「精神」を

浮かび上がらせているのです。

「美しい言葉」とは、

歪むことなく「精神」が伝わってくる言葉のことなのかもしれない、と思いました。

 

 

生き物はもちろんですが、空間でも物でも、

人から顧みられることなく打ち捨てられていると、

どんどんくすんでいきます。

逆に、人が心を込めて対すると、

生き生きと、そのものの本来持っている輝きを発します。

 

いま、日本という国が現に持っている「精神」が

人の聲、人の動きを通して、

もしかしたら初めてかもしれないと思うくらい、

生きて、脈打っているのが感じられる時間でした。


         

      4月26日(木)19:30開演 JR西国分寺駅前いずみホールにて

大盛況でした!「白十字オイリュトミーアーベントV]2015/05/04 20:13

一昨日、52日の夜、
「白十字オイリュトミーアーベント」がありました。

小さな会場なので大々的な宣伝はしなかったのですが、

なんと100名以上の方々にお越し頂いたのだそうです。

何名かはお断りしなければならなかったとのことで、

胸が痛みます。

会が続いていること、

必ず足を運んでくださる方々があること、

そして、回を重ねるごとにお客様が増えていること、

本当にありがたいと思います。

 

いつもながらのあたたかい雰囲気の中、

どの出演者も、その人らしいオイリュトミーがご披露できていたように思います。

お運びいただいたみなさま、

いつも温かく迎えてくださる白十字さん、

そして天使館と、

一緒に出演し、あるいはスタッフをしてくれた仲間たち、

すべての方々に、心から感謝しています。

 

作品作りは果てのない作業です。

迷い、考え、試し、何度も挑みながら、

たくさんの気づきに恵まれ、

自分のあり方も、ずいぶん変わったと思います。

白十字はとても暖かい雰囲気の会場ですが、

客席が近く、二方向から見ていただく形になるので

動きに全くごまかしがきかず、

どこまでも全部見えてしまいます。

実は、とても厳しい条件の所なのです。

 

 

打ち上げのとき、笠井先生ご夫妻から、

思いもかけないアドバイスをいただきました。

ドイツでも日本でも、たくさんのオイリュトミストを見て来られたからこその言葉に、重みを感じました。

ちょっと冒険ですが、確かに、

それをすると大きく可能性が開かれる感じがします。

右から左にできることではないのですが、

早く試してみたくて、うずうずしています。

.

.