水晶の夜 ― 2011/12/17 22:57
今日(17日)、公演「水晶の夜」を観てきました。
企画・演出は定方まこと
出演は、ペルセパッサ・オイリュトミー団のメンバーのうち、6人です。
ほんとうは、いろいろいろいろ書きたい気分なのですが、
明日は朝が早いし、
まだあまりうまく考えがまとまらない部分もあり、
断片的な感想になりそうです。
それでも、どうしても今夜、ブログに感想を書きたいと思いました。
とてもよかったからです。
ずっと言いたくて、それなのになかなか言えなかったことを
うまく言ってもらった
そんな気分もあります。
とことん真摯に生きている若者たちに出会えた
という感じもあります。
こんな人たちがいてくれて良かった。
そんな風に思ったのはきっと
私が彼らを好きだから、
ということではないと思います。
たとえ今夜初めて彼らを見たとしても、
やはり私は同じように感じたのではないか、
と思うのです。
「水晶の夜」は、明日18日もあります。
神楽坂のセッションハウスで、4時からです。
当日券も、あるそうです。
たくさんの方に観ていただきたい、
素晴らしい舞台です。
国分寺市のお年寄りの施設「すこやか」で踊りました ― 2011/11/08 09:45
先日、「すこやか」で踊ってきました。
「すこやか」というのは、国分寺市の、
介護が必要なお年寄りのための福祉施設です。
震災後、
これからの世の中に、オイリュトミーは必要な物のはず、
もっと多くの方に知っていただくにはどうすればいいだろうか、
と考えていたところ、
ちょうど、月一回の天使館の集まりで、
劇場で踊るだけでなく、もっといろんな方のところへ出かけて行こう
という話が持ち上がり、参加させてもらったのです。
50~60名ほどもいらしたでしょうか、
昼食後の時間にレクリエーション室に集まっていただいての
小さな公演でした。
私たちは、プログラムの1番。
パッヘルベルの「カノン」を
ピアノ用に編曲してもらったものを踊ったのですが、
踊り始めたとたんに、
とてもまっすぐな、食い入るような視線と、
とても、とても温かい雰囲気に包まれました。
天上的な感じの美しい曲ですが、
その時は、光と共に愛のエネルギーがあふれる感じで、
稽古やゲネで何度も踊った曲なのに、全く違う雰囲気になりました。
先日、師の笠井叡がコンテンポラリーダンスのシンポジウムで語っていた、
ダンサーは感覚器官となって、観客と一緒にダンスを作るのだ、
という話を思い出しました。
オイリュトミーとコンテンポラリーダンスという違いはあっても、
踊る者と観客との関係性は同じなのかもしれない、と思いました。
素晴らしい体験に感謝しています。
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