えい、えい、おー!2020/06/05 16:08

ケアマネさんが決まったと連絡があったのは、

それから10日後、土曜日のことでした。

 

週が明けるのを待って連絡をとり、会って話しました。

母が楽しく通っていたデイサービス「RION(リオン)」の継続をお願いしました。

RIONには入浴サービスがないので、お風呂をどうするか、

そして懸案の、夜の対策などなど。

いくつかの選択肢を提示してもらって、方針を立てました。

 

翌日。

新しくなった介護保険証を持って、ケアマネさんが立ち寄ってくれました。

リオンさんと連絡を取ったところ、

こぢんまりとしたRIONでは、車椅子での室内移動ができないというのです。

送迎車も車椅子仕様ではないとのことで、

お風呂サービス付きのデイサービスを探す方がいいかもしれない、とのことでした。

 

母は、RION へ通うのが生きがいです。

私も、リオンさんの人柄や、自然なお手当てなどを信頼しています。

暗雲が立ち込めました。

 

「待ってますからね!」と、戻れるように席をあけて下さっていたのに…

病院で87歳の誕生日を迎え、お祝いもできない…としょんぼりしていたら、

寄せ書きを持って面会に来てくださったのです。
いつもながらの元気で明るい声に、救われる思いでした。

頼りにしていたのです。

 

 

夕方、電話が鳴りました。

リオンさんでした。

車椅子から立ち上がることができて、一、二歩でも歩ければ

受け入れは可能だから、

病院へ、母の様子を見に行ってくれるというのです!

 

リオンさんは小柄で、いつもゴムまりみたいに弾んでいる感じの美人。

仕事への情熱は、燃え上がるほどパワフルです。

病院で感じたことを伝え、

「退院したほうが、元気になれるかもしれないと思って…」というと、

「そうですよ!」と力強い返事が返ってきました。

「尿路感染なんか起こすなんて、体力が落ちている証拠です。

 食べ物で体は変わります!」

大好きなリオンさん節を聞いて、元気が出てきました。

 

食べ物で体が変わる、というのはリオンさんの持論で、

デイサービスRIONでは、ご夫君の「パン太郎」さんが、

玄米で野菜もたっぷりの、手作りの食事を出してくれます。

「パン太郎」さんは福島で天然酵母の手作りパン屋さんを営んでいらしたのですが、

原発事故で避難した後、作業療法士さんである奥さまの夢を叶え、

力を合わせてRIONを開設されたのです。

機械を使わない自然なトレーニングや、

生姜湿布や足浴、こんにゃく湿布などの自然なお手当もしてくれます。

去年、母が胃潰瘍になったときも、本当に頼りになりました。

 

なんと、退院後しばらくは、

お昼までの利用で週五日間通う、という案を出してくださいました。

トレーニングで機能の回復を図ろう、というのです。

願ってもない提案でした。

 

「病院へはご一緒させてください!」

「もちろんですよ。一緒に、いろいろ言ってやりましょう!」

 

すっかり勢いづいて盛り上がりましたが…

当日が、ちょっと怖いです。