夢への道筋 ④ ― 2020/05/31 08:41
(続きです)
なんといっても一番いいのは、自分で野菜を育てることですよね。
うちは生ごみをコンポストで発酵させて土に入れ、夫が庭で細々とやっていますが、
ベランダでプランターでも立派にできるし、もやしやスプラウトなら家の中でも十分!
菌ちゃん先生によれば、段ボールで、土に生ごみを入れてできるそうです。
食べられるものを育てるのは本当に楽しくて、
立派に実ったときの喜びはもちろん、たとえ小さくても、自家製野菜の味は格別です。
「農家を増やすことが急務だ!」と頑張っている、
カッコいい自然農法家さんから聞いたことですが、
実は、日本の農業はいま、農家の方々がみな高齢で後継ぎがなく、
このまま放っておけば自然と縮小していく状況にあるのだそうです。
だから耕作放棄地が増えているのだとか。
それこそ本当の危機です。
そこで、いきなりプロとして新規参入することまでは無理でも、
耕作放棄地を使わせてもらってそこで何か作ることができれば…と夢見ています。
そのうちに楽しさが嵩じて、もっと本格的にしっかりやってみよう!なんていうことにでもなれば素敵ですが、
さすがにこの年からでは難しいかな…。
でも、かなりの高齢で元気に畑仕事をなさっている方は多いようで、
土の力は思っている以上に偉大そうです。
さて。いろいろ考えましたが、本当にできるのでしょうか?
思いつくのは簡単ですが、実際に動くのは大変です。
でも、どれも楽しいことばかりだし、いくつかだけでも準備しておけば、
たぶん飢え死にはしなくてすむのじゃないでしょうか。
それに、居並ぶ生活習慣病を眺め渡せばわかる通り、
実は私たちはいま、食べ過ぎで体を壊しているらしいのです。
否応なく小食になってみたら、逆に元気になれたりするかもしれません。
おそらく、さまざまな助け合いも各地で生まれると思います。
地域通貨を使うようなグループが活気づけば、
現在の通貨が暴落しようがハイパーインフレが来ようが
無関係に暮らすことだって可能かもしれない…
…またまた、どんどんふくらんできてしまいました。
これが、今の私の夢です。
もしかしたら、夢だなんて、のんきに言っている場合じゃないのかもしれません。
じっと座ってぼんやり考えていたら、
どこからか、「とっとと動きなさい!」と声が聞こえてきそうです。
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