とんでも勘違い 2 ―哀愁のゾケサ2018/10/06 19:34

子どものころの勘違いについて、

一つ思い出したら次々と出てきてしまいました。

 

聞き間違いというか、子どものころの言い間違いは、

誰にでもいろいろあるのではないかと思います。

たとえば私の例をあげると、

「看護婦さん」が「かんごくさん」

「替わりばんこ」が「替わりブランコ」(ブランコの順番だったのですね)

「用意スタート」が「用意スカート」(スカートをひるがえして走りだす感じですね)

などというのはいかにも聞き間違いですが、妹の、

「被害妄想」が「ひがみ妄想」なんていうのは、けっこう本質をついていてすごいと思います。

 

ところで、小学生が必ず耳にする歌に、「蛍の光」があります。歌詞が難しいので、子どもの頃は意味がわからずに変な聞き方をしていた方が多いのではないかと思うのですが、妹の間違いが傑作でした。

「…開けてぞ 今朝は別れ行く」のところを、

「…開けて ゾケサは別れ行く」と聞いて、「ゾケサ」という生き物を想像していた、というのです。

この話を聞いたとき、大笑いしたのですが、

ふと気づくと、私の中にもちゃっかり「ゾケサ」が住みついていました。

妹のゾケサは佐渡おけさの編み傘をかぶったみたいなものだったらしいのですが、

(妹は小学校の低学年を新潟で過ごしています)

私のゾケサは、ムーミンをちょっと細長くしたような

(ヘムレンさんが根暗になったみたいな)生き物です。

 

少し前、近所に大規模商業施設ができて、このごろほぼ毎日、夕方になると蛍の光が聞こえてきます。

そのたびに私の心には、

寂しそうに振り返りながら去って行く

哀愁を帯びた「ゾケサ」の姿が浮かぶのです。







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