とんでも勘違い 1―のびをすると? ― 2018/10/04 20:25
子どもの頃に経験した、小さな、でもとんでもない勘違いのことを書こうとしたら、
変なことまで思いだしてしまいました。
こちらを先に書いてしまいます。
私は、小学生の時に「のび」をすることをやめました。
きっかけは、
ある全校集会の時に他所からいらした偉い先生が、
「さあみんな、思いっきりのびをしましょう!
のびをすると背が伸びるんだよ!」
とおっしゃったことです。
その時、小学生(低学年)だった私は思いました。
「のびをする時に伸ばすのは上半身だな。
それで背が伸びたら、きっと胴長になってしまうな!」
母から「あなたはお父さんに似て胴長ね」
と言われていたことが、気になっていたのです。
今思えばあまりにも馬鹿げているのですが、
本人は必死です。
普通ならいつの間にか忘れてしまうでしょうし、少し考えてみればわかりそうなものですが、
なにしろ、一度思いこむと問答無用で徹底する性格です。結局かなりの年齢まで、気持ちよくのびをすることを自分に禁じたまま成長しました。
どうしてものびがしたくなった時は、縦に伸びないように手を左右に伸ばす工夫をしたりまでして
(涙ぐましくも、あまりにも間抜けな努力!)。
ちょっと、
ちびまるこちゃんの世界みたいな気もしますが…
とんだ勘違いでした。
小さな思い違いではあるのですが、
この代償は、結構大きいのではないかと思っています。
やれやれです。
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