遊ウィーク―2-子どもたちを裏高尾でガイド! ― 2018/07/16 20:41
さて、「(個人的な)遊ウィークご報告」のNo.2、
昨日の続きです。
29日の金曜日に何があったかというと、
タイトルのとおり。
遊の子どもたちが、高尾へ遠足にやってきました。
遊では、第5週の金曜日は遠足に出かけることになっているそうで、担任のw先生から、
「29日は高尾へ行くのでガイドをよろしくお願いします。生物多様性ガイドのHPを見たら、『ガイドたち』の頁に写真入りで載っていましたよね」との依頼が!
「試験には落ちてますし、まだまだなんです!」
と言いましたが、「できる範囲で結構です」とのことで。
ガイド講座の講師に相談すると、
「それはいいね!実際にガイドするのが一番いい勉強になるよ。子どもたちを練習台にしちゃえ!」とのことで、
遠慮なくそうさせていただくことに。
子どもたち18名と付き添いの大人4名の、総勢22名で行ってきました。
日影沢林道の入り口で、高尾山の基本情報と注意事項を伝え、木についてのクイズを出し、
カツラやアブラチャンなどいくつかの木について、実際に見ながら説明して、
林道沿いの植物について、説明しながら歩き始めました。
渓流へ降りられるポイントが停まっていた車の陰になっていて、見過ごして通り過ぎてしまってあせりましたが、戻って見つけ、まあなんとか。
子どもたちと話しながら歩くと道の見え方がいつもとまったく違うというのは、やってみないとわからない、いい経験でした。
時間のほとんどは渓流での水遊びでした。
子どもたちは大喜び!
花の少ない時期で、普通なら残念なのですが、
(実際、スミレやツリフネソウなど、花のお話ができなくて残念ではありましたが)あまり花の名前が憶えられていない私にとってはそれが幸いし、
ときどき「これはなぁに?」と訊かれたものは、奇跡的に、答えられるものばかり。
いろんな状態の木を実際に見てもらい、
キャンプ場では年輪も見ながら、木がどういう風に育って行くのか説明できました。
上級生には最後にちょっぴり冒険もしてもらいましたし、
「帰りにね」と言ったクイズの答えを言うタイミングを逸したな、と思っていたら、子どもたちがちゃんと覚えていて、バスを待っているときに尋ねてくれたので、最初に投げかけたクイズの答えで締めることもできました。
生物の多様性が大事だよ、というお話も、
少しですができました。
下見してあったのに、見せたいものを通り過ぎてしまったりもしましたが、まあ、初めてにしてはわりとうまくいったかな、と思っています。
暑かったし、子どもたちに何かあったら困るので緊張しましたが、全員元気で、無事に帰ってこられて何より。
大忙しでしたが楽しかったです。
w先生からは、
「なかなかいい沢ですね。また他の季節によろしく!」
とのお言葉を頂戴しました。
大丈夫、まだまだ、山で子どもたちに話したいことはいろいろあります。
今度は、歩き慣れているはずの道で、見せたいものを見失うことのないように・・・花の名前も覚えなくちゃ!
追記:
いま、遊のブログを見てびっくり!
なんと、遊の、高尾遠足1の記事番号が、599だったというのです。高尾山は標高599メートル。山の麓にあるミュージアムの名前も599だったりします。すごい!
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