ワークショップって実はすごかった ― 2016/07/30 21:26
国分寺から高尾へ引っ越してきて、
しばらくワークショップをお休みしていました。
間に公演が入ったりもして、思いがけずお休みが長引いていたところ、たてつづけにお問い合わせをいただいて、
重い腰を上げたのは5月に近いころだったでしょうか。
新たに始めてみたら、
なんだか以前と感じが違っていたのです。
オイリュトミーでなにがやりたいのか、といえば、
選んだ詩や曲の根源に流れるものと同化したい
言葉や音楽の本質に触れたい
ということに尽きます。
それを初心者向けのワークショップでやるのには
限界があるような気がしていました。
でもそれは、どうも思い込みだったようです。
毎回、オイリュトミーの基本が身についていくにはどうしたらいいか、
オイリュトミーの心地よさを実感していただくにはどうしたらいいか、
考えながらワークショップを組み立てます。
それは以前と変わらないのですが、
以前は、ついつい、
詩や音楽の細かなニュアンスにこだわってしまう傾向があったように思います。
高尾に来てからやっていることは、
大切なこと、肝のところは同じなのですが、
普段の生活からオイリュトミーへの架け橋を、
以前より丁寧に架けようとしている感じがします。
力の流れと言葉や音楽が合っていれば、
力の流れを感じやすい、ごくシンプルなフォルムで動いているほうが、
細かなニュアンスにこだわったフォルムにするよりも、
むしろ逆に詩や音楽の命が力強く流れる感じがあって、
驚くことがあります。
受講生の方々と一緒にそれを体感できるのは、
とても感動的です。
8月は、
13日と27日の土曜日を予定しています。
http://www.ne.jp/asahi/eurythmie/ozaki/lesson/
(13日は、ほぼ満員。ぎりぎりであと1名です。27日はまだ空きがあります)
ご希望があれば平日も可能ですのでお問い合わせください。
開催する日にちや時間も含めて、
まだまだいろんなことができそうです。
このごろ、
なんだかとても自由になった感じがしているのです。
実はもう一つ、
やっていきたいと思っていることがありますが、
そのお話はいずれまた。
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