こどものための言葉の時間「おいしいことば」 2 ― 2014/04/20 17:34
思い返すと、
「こどものためのことばの時間」は、
今の私にいたる道の、原点になっています。
私がシュタイナーの人智学と出会ったのは、
娘の通った幼稚園でのことでした。
まず最初に知ったのはシュタイナー教育です。
何かもっと、こどもたちがいきいきできる教育法は無いものだろうかと、ずっと思っていた私は、これだ!ついにみつけた!と思いました。
そこで、園長先生に教えていただきながら、
熱心なお母さんたちと、シュタイナー教育と、そのもとになっている人智学とを学び始めました。月一回のオイリュトミークラスに通い始めたのも、その幼稚園でのことです。娘が卒園してからも、あちらこちらへ足を運びながら、学びはずっと続きました。
娘が4年生になったころ、その幼稚園の園長先生が、
小学生が放課後に集ってさまざまな経験のできる場を
始められることになりました。
本が大好きで、翻訳などもやっていたことのある私は、
そこで週に一度、「ことばの時間」を担当させていただきました。
それは、とても素敵な体験でした。
素晴らしいこどもたちで、
「いつかこうなったらいいな」と思っていたことを、
軽々とやってのけてくれたりもしました。
でも、言葉の世界へ深く分け入ろうとすればするほど、私の中では「もっと確かなものに基づいて子どもたちに向い合いたい」という気持ちがつのっていきました。どうしてもオイリュトミーが必要だ!という思いが切実になっていったころ、天使館で、四年制のオイリュトミスト養成学校が新しく生徒募集を始めたことを知ったのです。
夢中でオイリュトミーを学び続けて、
ふと気付くと、15年以上が経っていました。
そしていま、こどもたちのために
新たな「ことばの時間」を立ち上げようとしています。
ぐるっと回ってもう一度、
でも、全く新たな始まりの地点にたどり着いたという、
不思議な感慨があります。
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