「朗読と語りの昼下がり」はつづきます2014/02/28 17:21

なんだか慌しくしているうちに、ずいぶん日が経ってからのご報告になってしまったのですが、先週の土曜日、
「朗読と語りの昼下がり」に参加してきました。

 

とっても面白かったです。

語りの王道のような昔話あり、
ギターをつまびきながらの語りあり、

自作の詩や自作の物語を朗読する方

若い現代作家の小説から伊勢物語まで、

次々に展開するそれぞれの世界がそれぞれに魅力的で、

短い間にいろんな所へ旅をしたような

胸躍るひとときでした。

 

後半に、オイリュトミーについてごく簡単にご説明して、

ちょっぴり一緒に感じていただきました。

まったく初めての方がほとんどだったのですが、普段から言葉に興味を持っていらっしゃる方々だったせいか、

すうっと浸みこんでいくようで

母音の力もしっかり流れていたのには感動しました。

 

火曜日には、同じ場所で

その時に聴衆としていらしていた「おはなしの窓」さんの会があり、聴きに行ってきました。

短い小説でしたが、その世界にぐんぐん引き込まれ、自分の深いところにあったものが動いて、聴き終わると、何か大切なものをしっかりと手渡された感じがしました。

その時に感じたことについては、またあらためて書ければと思っています。

 

 

数年前から落語を聴きに行くことを楽しんでいますが、

朗読や語りの世界も、深くてとても魅力的です。

今度の経験で、聴くのも大好きになりましたし、

自分で朗読や語りをする時の力の使い方が、

オイリュトミー用の朗誦とも、

あるいはオイリュトミーで言葉を動く時の感じとも

また違っていて面白く、

それぞれの力を自由自在に使い分けられるようになりたい

などと思ってしまいました。

 

「朗読と語りの昼下がり」は、今後も毎月続くそうです。

常連になってしまいそうな予感がします。