喜びの種を蒔く2012/05/25 22:56

一昨日、先日お知らせしたオイリュトミー公演、
「喜びの種を蒔く」に行ってきました。

とっても素晴らしかったです。

 

金さんは、初めに無音で動いたあと一度いなくなり、

前半は武久源蔵さんの独奏で始まったのですが、

まずはその演奏にうっとり。

そして中ほどから金さんがあらわれて踊りだすのですが、

その境目にもなんの違和感もなく、

音の世界と踊りの世界とが本当に一体となっていて、

何も考えずに、
ただただ心地よくその時空間に浸りました。

とても小さなスペースで、
ほとんどフォルムも取れないくらいなのに、

金さんの動きはダイナミックで、自在。

それも、武久源蔵さんの演奏の自在さと、
ちょうどよく呼応している感じでした。

最後に近い部分で、
ああ、ここは祝祭の場だったのだ、と思いました。

ゴールドベルクは一時、
夫が毎日のように聴いていましたから、
受動的にではあるものの
回数だけはかなり聞いているのですが、

とても新しい感動でした。

 

後半の、源蔵さんのお話と演奏もとても楽しくて、

しかも、恐ろしいことや教訓めいたことなど
何もおっしゃらないのに、

楽しいお話に笑いながら、
いろいろなことを考えさせられました。

 

チェンバロの音があれほどにまで豊かな、絢爛豪華と言ってもいいほどのものだということも発見でしたし、
源蔵さんが演奏を始めた途端に、何もないところにさっと世界が立ち現われるのにも驚きました。

 

本当に、素敵なひとときでした。

 

明日は、白十字オイリュトミーアーベントで踊ります。

私も、小さくても喜びの種を蒔きたいものだと思っています。