バンディーノこと坂東玉三郎さん2010/03/24 22:19

ウタさんの
治療オイリュトミー東京講座、初めての通訳も、
どうにかこうにか無事に終わりました。
仙台講座もおととい終わり
今日からウタさんは、
京都で講座をやっていらっしゃいます。

合間で一日オフだった昨日
一緒に坂東玉三郎さんのビデオを観ました。
実はウタさん、
前回の講座でいらしたとき「京鹿子娘道成寺」のDVDをお見せしたら、とってもお気に召して、以来すっかり玉三郎ファンなのです。
今回、できれば日本で舞台を観たいと思っていらしたらしいのですが、メールにBandinoと書かれていたのが玉三郎さんのことだと判明したのが来日されてからのことなので、チケットが入手できませんでした。それを知って、受講生の方が、「希望への苦闘」という、ヨーヨー・マさんの演奏で玉三郎さんがバッハを踊られた時のビデオを貸してくださったのです。

とてもとても素晴らしいビデオでした。ウタさんも子供みたいに興奮なさって、「素晴らしかったわね、あの間合いの見事さ! 彼は音楽をとっても深く聴いていて、その音楽が内から湧き上がって動きになっていたわね! 途中で、考えすぎない方がいいと言っていたでしょ? そうなのよ! 理屈をこねていてもダメなの! 感じないと!」と身振り手振りつきで熱く語っていらしたのが、勉強にもなり、可愛らしくもあり、ほんとうに素敵な時間でした。

それにしても、玉三郎さんは、もしかしたらオイリュトミーをご存知なのでしょうか。ところどころ、どう見てもオイリュトミーとしか思えないような動きがありました。博学な方だからご存知でも不思議はないし、また、ご存じなくても、バッハの音楽の本質に入り込むと、自然にああいう動きになる、というのも納得が行きます。いずれにしても素晴らしいことです。

講座でウタさんは、「みなさん、バンディーノみたいに、空間をつくりながらしなやかに動いてくださいね!」とおっしゃっていました。そんな無茶な!というくらい、遥かかなたの憧れの方ですが、たしかに、その姿を胸に持っていると、それだけで何かが全く違います。この時代に日本に生まれた幸せを感じています。